おくりびと

遅ればせながら、リバイバルの『おくりびと』を観て参りました。
周りはほとんどお年を召した方たちでした。
客席の1/3を埋める程度で、
最近行った映画の中では一番多かったです。
一応指定席ということで、決められた席に座りましたが、
何だかみんな真ん中辺に集められて団子のようになって、
コートや荷物もあるし、ちょっと窮屈な思いをしながら観ました。
もうちょっと、ひとつ席を空けるとか、
ばらつかせてくれてもいいんじゃないかなぁ…
なぁ~んて思いながら観てきました。

内容はご存知の通り、納棺師の話です。
“死”というもの、またそれに携わる人々を
とても神聖に描いていた作品でした。
悲しみだけでなくユーモアをもってそれらを描けていたことも、
作品の深さを感じました。
山﨑努さんはとても渋く味があり、
思わず伊丹十三監督作品を思い出しました。

魂が抜け、抜け殻となった人間の化粧等、
美術的な技術も高く、とても真に迫っていたと思います。
主人公を演じる本木雅弘の奏でるチェロの響きも
作品を引き立てていました。
もともとチェロの響きは、人間の話し声にとても近く、
心に訴えかけやすい音色なので、作品をより親しみやすく、
おごそかな雰囲気に仕上げていたように思います。

この作品はさすがにエンジェル君と観る気にはなれず、
母、ひとりで観て参りました。



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